2008年2月16日土曜日

開花しました。大縣神社のしだれ梅

今日は、とても寒かったのですが、来週は読売犬山ハーフマラソン、次の週は所用でお出かけすることが決まっています。今まで、行きたいあるいは行ってみたいと思いつつ、寒さに負けて行けなかったところへ、思いきって行ってきました。

さて、まずは大縣神社。


大縣神社の梅園でしだれ梅が開花しました。昨年は、暖かかったため1月末に開花しましたが、今年は気温が低く、ほぼ例年に近い開花となりました。日当たりの良い斜面の白梅、紅梅が数輪咲いていました。







しだれ梅は、平成9年の御遷座2000年記念事業の一つとして境内奥に梅林公園を造成、植樹されました。約270本あり、毎年3月中ごろまで梅まつりが開かれ、大勢の人が訪れます。




ことしの梅まつりは、2月24日~3月16日に開催される予定です。例年、期間中の日曜日には週替わりで、お茶会、大正琴演奏、能、朝市などが行われています。



期間中の3月9日(日)には、豊年祭でにぎわいます。五穀豊穣・国家安泰を祈願する祭で、尾張に春を呼ぶお祭として有名です。かつては、3月15日に大縣神社、田県神社の豊年祭が同日開催され、大縣神社が女性、田県神社が男性の祭としてとても賑わいました。

近年は、大縣神社が3月15日の直前の日曜日に開催日が変わりましたので、同時に見られる機会が減ってしまい残念な思いがしています。しかし、御輿の担ぎ手などの参加者が確保できず、致し方のないことかもしれません。


ちなみに、現在の御社殿は、尾張藩主2代目徳川光友公が寛文元年(1661)に御再興された建物で、尾張造の構造様式を正確に伝え、特に御本殿は三棟造・大縣造と称され他に類をみない特殊な様式を構え、国の重要文化財の指定を受けています。


2008.02.16 の犬山遊歩 (上から順に)

開花しました。大縣神社のしだれ梅
古戦場、興禅寺、羽黒城址と山内一豊  (別ウィンドウ)
廃線モノレール、成田山そして東之宮古墳  (別ウィンドウ)